MASH-ROOM Magazine

邦楽ロックのWebマガジン的なソレです。

ホモのための失恋ソングガールズ

はいはいはいこういうお題待ってました!
今日のリクエストはこちら、「ホモにフラれたホモが共感できる女性アーティスト」
いいね、わかるよ

やはり失恋ソングとして見た場合、女性が書いている曲のほうが共感できることがあります。
当てはめたときに「男性にフラれた姿」が想像できるからでしょうか。

というわけで探してみようかと思います。


Cocco−やわらかな傷跡



ガチのメンヘラ

曲は優しいアコースティックな導入から始まり、普遍的な曲構成でシンプルに聴ける素敵な一曲です。
MVの通り、爽やかな明るい曲。
サビや間奏のギターは芯があり、その筋の人たちも納得。ちなみにCoccoはロックのジャンルで言うとグランジだと思ってます。NIRVANAと一緒。女性グランジは強いぞ。

さて、歌詞なんですけど
Coccoちゃんはマジで拒食症でうつ病で、リスカ常習犯。
重い重い重い、歌詞中でも余裕でリスカしてますし、この曲では「幸せだった時間、幸せだった過去」を憎んでおります。
なんでこんな明るい歌なのに余裕で「憎む」とか言うの。

その重さと色とりどりの楽曲、ギターのサウンドに見惚れた貴方は1stアルバムを買うと幸せになれます。

置き去りにしてきた記憶を
腫れあがる傷跡たちを
やわらかなあなたの温度を
狂おしく愛していたから



チャットモンチー−染まるよ



あえてのアコースティック編成を貼ります。
失恋して、夜に出歩いて、自分は吸わないけどあなたは吸っていたタバコを吸ってみる。そんな歌。
最強でしょ。
このお題をもらったときにすぐ思い浮かんだのはこの歌です。僕はタバコめっちゃ吸うけどね。

この歌詞のすげえなあって思うのは
あなたは煙に巻かれて後味最低
のとこ。煙も後味最低だし”あなた”も後味最低なんだね。でもその次のサビで「マシだったかな」とか後悔してる部分もある。
そしてラスサビ前の
あなたのくれた言葉
正しくって色あせない
でももういらない
成長してるんですよね。この一曲で。
失恋を後悔してタバコ吸って、最後のほうには一人で立てるようになってる。

イヤホンで聴きながら、コンビニで普段吸わないタバコと暖かいココアでも買って、「ああ終わったんだなあ」とか考えながら、冬の夜空を眺める。
そんなのが似合う歌です。



Su凸ko D凹koi-ブス



ちょっとしんみりしたとこから一旦休憩して離れてみよう。
バンド名の読み方は「スットコドッコイ」です。

ブスって言うお前がブスなんだよブス!!!!!!!!


ミドリ−ひみつの2人



っていうかしんみりするのもアリだけど叫び倒すのもアリじゃない?
俺はそういうのもアリだと思うよ。パンク聴こうぜパンク。

どうでもええことありゃあしませんよ!
お前にとってはどうでもよくても俺にとってはどうでもよくないで!!!!!
これで終わるんアホらしいで!!!!


なんか趣旨変わってきた気がする。


泉まくら-balloon



戻そう戻そうテンション戻そう。

今回の激オシは泉まくらです。
女の子のヒップホップするソレなんですけど、アルバム全編に渡りすげえダウナー。
ラップなんだけど、「いえーい!!」みたいな空気は皆無。
そんな女の子全然主人公じゃない。リスカするか悩んでそう(してるとは言ってない)。
元彼すげえ嫌いそう。ツイッターで元彼のことツイートしてそう。

焦げるにおいに目が覚めて
飛んでく飛行機 急かされて
歩き出すけどなんだか憂鬱で
向こうから聞こえるブランコの軋む音と
引っかかった風船の行方と
なに線で帰るかも知らない君のことと



前回の記事でも書いたけど、落ち込んでるときに聴くべきは落ち込んでる曲。
失恋してるときに聴くべきは彼女のアルバムのような、まどろむような空気感にあるちょっと黒い感情が垣間見えるような曲なんじゃないかな。

オススメはこのアルバムです。ぜひ薄明かりで散らかった部屋の中、”あいつ”のことを思い出しながら聞いてみてください。







失恋というのはエモーショナルの最果て、怒りも悲しみも全部(時によっては嬉しさも)生まれてくるすごい出来事です。
そりゃ色んなアーティストが歌にするわけだ。
自分なりの失恋ソングを見つけて浸ってみてください。
そうすれば傷も治るかもね。