MASH-ROOM Magazine

邦楽ロックのWebマガジン的なソレです。

【年末まとめ】今年出たアルバムでよく聴いたやつ

年の瀬ですね〜

師走です師走。文字通り年末により忙しい日々を送っております。

でもやっておかなきゃなんかスッキリしないこと。そうそれは

今年出たアルバムで良かったやつ選手権!

 

始めに言い訳しておくと、僕あんまり新譜買わないんですよ。貧困層だから。金くれ。

と言ってもライブの現場で良くて気づいたら買ってるってことは多いんですが…

それでもなんとか(買ったりレンタルしたり友達から借りたり)(買ったのもあるから許して)(来年からフリーター卒業するのでちゃんとお金落とします)(罪悪感はひしひしと感じている)手に入れて、「最高だな〜」となって何回も聴いたやつをピックアップして2017年をまとめたいと思います。

 

今年は何聴いたかな〜

まとめていきます!

 

Suchmos『THE KIDS』

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「STAY TUNE」が2016年だったから2016年のアルバムと勘違いしてたけど、アルバム自体は2017年でしたね。

僕はこの「MINT」が好き。ジャンルで言うならソフトロックなんだろうか。

ほどよくアウトローな雰囲気と負け組ならではの詞が見える(あとダサい)ところがいいです。

シティポップの旋風が一世を風靡した2017年でしたが、その始まりであるアルバムと言ってもいいでしょう。現代のオシャレなバンドを掴むならSuchmosのこのアルバムは欠かせない。

とりあえずBGM探してるんだよね〜くらいの人にも、今のロックを追いたい!と考えてる人もとりあえず聴いてみたほうがいいアルバムです。聞く人は案外選ばない。誰もが心地よくなれると思います。

 

水曜日のカンパネラ『SUPER MAN』

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エレクトロ部門ではぶっちぎりでした。

それまでの(桃太郎とか)のコミカル具合を残しつつ、様々な技法のエレクトロミュージックを織り込んでいる1枚でした。

頭空っぽで踊れる音楽、なだけじゃなく、立ち止まって聴くと色んな工夫も見えるというか。

このアルバムもすごい良かったんですが、次のアルバムも楽しみで。

このSUPER MAN以降の新曲がコミカル具合をちょっと減らしてガッチリオシャレなエレクトロを多用するようになったのでそれも楽しみなんです。

兎にも角にも、「面白い歌詞」と「クールなエレクトロ」のちょうどいいとこをいっているアルバムは新旧含めこのアルバムだと思うので、桃太郎で印象が止まってる人は聴いていただきたい。

 

大森靖子『kitixxxgaia』(キチガイア)

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僕はこの「勹″ッと<るSUMMER」が聞きたくて(あのちゃんがかわいいから)手に入れた1枚ですけど、まあ〜〜〜〜〜〜〜他の曲も良い。

というか振り幅がいい。色んなアーティストとアイドル路線グイグイの曲もあればジャズっぽい進行を入れた曲、変拍子バシバシいれた曲、ストレートなロック曲……それを全部「大森靖子」感のあるまとめ方をしていました。なぜかというと色んなアーティストとコラボしてたからでしょうかね。

でもそれを全部「大森靖子」を損なわずにまとめているんです。色んな曲が聴けてカラフルで楽しいんですよ。

ちゃーんと大森靖子節の効いたガッツリエモい曲もあって泣きの路線もある。

日常のBGMにしたいというよりかは、きちんとヘッドホンして向き合いながら聞きたい1枚でした。

 

Maison book girl『image』

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そりゃあまあ〜〜〜〜1番推してるアイドルグループなんで。

最高以外の何者でもないんですけど。

この「screen」っていうアルバムの曲がめっちゃかっこよくて技巧も効いてて…ああ…

 

ブクガについては後日ちゃんとまとめて記事にしたいと思います。多分年末のワンマンも凄いことになると思うので。

好き…

 

藤井隆『light showers』

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こちらのアルバムに関してはこの動画を見てもらうと魅力がわかると思います。

もしこの動画で魅力がわからなかったあなたはきっと17〜22歳くらいだと思います。

なぜかと言うとアルバム全編に渡り、「90年代のCM曲にありそうな曲」がコンセプトになっているからです。僕は25歳なのでギリわかります。ノスタルジイに引っかかります。

藤井隆本人も「僕は音楽家ではないので、この曲でこう伝えたいことがあって…とかはなく、90年代のエッセンスをひたすらに詰められたら良かった」(意訳)と語っていて、ハマる人はハマる。ハマらない人はわかんないまま、なのかもしれません。

言っちゃえば1発ギャグなんですよ。藤井隆はアルバム1枚かけて”あるあるネタ”を作ったわけです。それが面白いかどうかの話。僕は最高に面白いです。

「守ってみたい」が一番好きです。カラオケ風のCMのやつだね。イントロの掴みが最高に90年代っぽいので気になった人はTSUTAYAにダッシュ!

 

米津玄師『BOOTLEG

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「どうせ良いんでしょ?どうせわけわかんないことしつつも掴みどころがところかしこにあって面白いんでしょ?ほら〜〜〜〜」となりました。

2017年後半のアルバムですが、ある種予想通りの良さでした。だってまず事前に発表された「LOOSER」がかっこよかったし。

爱丽丝」(アリス)って曲がべらぼうにかっこよくてですね、調べたところによると、八十八ヶ所巡礼のマーガレット廣井も参加してるのだとか。キャステングそこ!?そらかっこいいわ。

悔しいんですけど、ここに入れるの悔しいんですけど、かっこいいのはかっこいいので入れました。くやし〜!天才!一生曲書いてくれ!

 

トリプルファイヤー『FIRE』

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僕はね今一番歌詞がかっこいいバンドがトリプルファイヤーだと思うんです。ちゃんと歌詞カード見たくてアルバム買ったまである。

たとえばこの上記にもある「銀行に行った日」、かいつまむと「銀行に行って溜め込んでた支払いを済ませてスッキリ」って曲なんですけど…そんな庶民性に溢れた”あるある”をやるバンドありますか?

共感性の高い、を売りにしてるバンドは例えば恋愛の形容がうまくてはたかも自分の恋愛を歌ってるかのよう、とか辛い時の応援歌が自分にピッタリで共感できるとかがあると思うんですけど、「銀行に行ってスッキリ」って、逆にこれ以上の共感性ありますか?ってくらい共感性がある。

あと好きなのが「有名な病気」という曲。「なにかな〜インフルエンザとかなのかな〜」と思いつつ聴いてたらこの一節。

おまえのは映画になるぶんいいじゃない

まだ映画になるぶんは まだ

 これってつまり、恋愛のことなんですよ。

「お前の恋愛は失敗しようが成就しようが形になってるけど俺みたいな底辺の恋愛は笑い話にもならないしょうもない話だこんにゃろーめ」というパンクの意志が感じられます。

マジで日本語の使い方がすごくて、まだまだ紹介したい詞がいっぱいあります。「じじいの同窓会」って曲の「終わってる!」ってとことか、そりゃまあ、終わってるわなって感じするし切り口が斜めすぎる。

音楽性も面白くて、ポストパンクだったり、ファンクだったり。

これに関しても後日ちゃんと記事でまとめたいと思います。

 

泉まくら『雪と砂』

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優勝

再生回数でいったらダントツで1位です。

ダウナーな雰囲気のトラックに、ウィスパーボイスのラップ。ズルズルと沼に沈む快感が心地よくてずっと聴いてます。マジで1日1回アルバムループしてるかもしれん。

詞は重いし、テーマも女の子の恋愛が軸になってるのがほとんどなので、もしかしたら日常BGMとはならないかもしれないですけどトラックがチルくてかっこよすぎる。

万人にオススメ、はできないかもだけど、本当にいいんです。

「ドラッグストア、駐車場、白の軽が揺れる」だけで色んな感情がグワグワグワァ〜と溢れ出てしまう。マジで今年1の最高のアルバムでした。

 

次点

 

MONDO GROSSO-ラビリンス

youtu.be珍しくiTunesで買った曲ですけど、まあアルバムじゃないしね。

でも再生回数は凄いあると思う。聴いたな〜。

 

THE NOVEMBERS『Before Today』

youtu.be

こちらはノベンバのベスト盤でして。

「最近あなたの〜」と「dysphoria」は新録だったため、そればっかりは聴いたんですけど他の曲はすでに全部持ってる曲だったのでアルバム全体として選ぶかといったら微妙なところだったので次点。

 

スカート『20/20』

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スカートの記念すべきメジャー初アルバムですが、買ったのが後半だったのと「さよなら!さよなら!」ばっかり聴いちゃった上にアルバム全体のリピート率はあんまり上位ではなかったので残念ながら次点。

でもこれから絶対ヤバい有名になるバンドなのでぜひ追ってほしいところ。僕も買っていくと思います。

 

YOCO ORGAN『GOOD BYE』

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地元アーティストから1つ。ライブも良く行くし、認知もだいぶ前からしてたんですが、アルバム買ったのがマジで12月だったんですよ。

もうちょっと聴き込んだら入ったかなあ。

心底応援してます。僕の中では今一番踊れるアーティストです。

 

9mm Parabellum Ballet『BABEL』

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earphonefuzzyclub.hatenablog.com

ギリギリなんすよねギリギリ。

最初は「メタルっぽすぎひんか…?」と戸惑って、12月後半くらいでやっと馴染んできた感じ。いやかっこいいんだけどさ、メタル臭すぎてさ。

過去9mm好きだった人はこのアルバム聴いてみてほしいです。そしてどう思ったか感想教えてください。

 

 

まとめ

個人としては結構バンドサウンド離れがきていて。

バンドサウンドのものよりもエレクトロだったりそっちの方向のほうが今年はハマる傾向にありました。

あとそうそう、バンドでもハマったのが何個かあるんですけど、昔の洋楽のエモだったりなので「今年発売された中で〜」では違ったので省きました。アップルシードキャストとか。

 

さて来年はどうなるでしょうか(多分宇多田が優勝する)

楽しみですね!

今年もこのブログを読んでくださった皆様、ありがとうございます。

また来年もよろしくお願いいたします。