MASH-ROOM Magazine

邦楽ロックのWebマガジン的なソレです。

僕は次世代ガールズバンドとして「羊文学」を推していくことにしましたが

皆さんはどうですか?

 

現在のガールズバンドでキテるのはyonigeとかリーガルリリー、音楽玄人にはCHAIとかがウケてますね。

そんな中僕が推していきたいのが「羊文学」というワケ(羊文学はドラムは男性だけど)

 

普通に良いところとかを紹介していけたらなって思います。

結論から言うと、他の女声バンドと比べたときの羊文学の良さは「怖さ」です。

 

 うるさい(僕はうるさいとすぐ好きになります)

www.youtube.com

サムネもよーく見たら怖いわ。

「春」ってタイトルで「あっ、爽やかなポップソングかな?」と脳が認識するのでサムネの笑顔も普通の笑顔かなって思っちゃうんだけど一回通して聞いてから見るとこの笑顔怖いです。

 

いやね、まず出だしからギターやったことある人とかは「ん?」って思うかもしれない。

ギターの音がノイジーすぎる。歪みがジャリジャリしてる。すごいジャリジャリ。

こういう音を使うバンドってそうそうないですよ。

「珍しい音使うバンドだな〜」って聞き流してたら1分半過ぎたあたり。

もっとうるさいノイジーな音になる。

ココらへんで「あっこれ普通にガールズポップのバンドじゃない」とハッキリと判明。

 

歌詞も怖い。何回「嫌い」って言うのか。

実はね 私 君の ことが
綺麗なドレスより、金持ちの男より
平和な日常や、春の訪れより
とても、とても、とても、とても、とても

嫌い

 

この「嫌い」でカタルシスを崩壊させる感じがとても良いですよね。「金持ちの男」が嫌いなのもいい。

 

まあね、色々と普通の女声バンドのポップさからは離れていることを説明しましたが。

なんだかんだ言ってちゃんと歌モノとしてレベルも高いし、素敵なバンドだと思います。ただ崩壊させただけじゃないっていうか。

 

www.youtube.com

そんな羊文学のアルバムが10月発売で、ラジオでふと流れてきてハマったわけです。

推せるガールズバンド(いやだからドラムは男なんすけどね)として「羊文学」を僕はオススメしていこうじゃないか。

 

なにがハマったか

ここで記事終わらせてもいいんですけどね。

僕の中で彼女たちの何がガッチリとハマったのか考えてみました。

で、思いついたのがコレ。

www.youtube.com

そうか!これ!昔のきのこ帝国佐藤じゃん!

声のベクトルとか歌い方なんかもそっくりだし、ダウナーな歌詞の方向性だとか、似てますよね。そして「昔の佐藤」と似てるんだよね。

昔の佐藤の声って「暗い」んですよ。同じ曲やってても今と昔じゃ音程は同じなのに暗い。

暗いっていうのは、ボリュームが低いとかキーが低いとかではなく、息遣いや雰囲気で「暗い」とわかる感じ。

そんなきのこ帝国も成長しまして、今と声の暗さ明るさは段違い。

www.youtube.com

もっとクリアに、透き通る歌い方をしてて”光”もあります。

昔の曲をやるライブに行ったんだけど、やっぱり雰囲気が違うようになったからニュアンスが変わって聞こえました。どっちがいいとかじゃないのは確か。どっちもいい。

 

んで話は戻って羊文学。

彼女の声には、昔の佐藤の暗さがあるんですよ。

そのダウナーさに惹かれたってのが今回の考察の結果です。

 

ぜひネクスト女声バンドに「羊文学」をオススメします。