下北沢を中心に活動する、「嘘とカメレオン」というバンドがいます。
そのギタリスト渡辺壮亮について僕がめちゃめちゃ思ってることがあるので今回筆をとりました。
結論から言うと、彼はめちゃめちゃ最高ですっていう記事です。
一番推せるデブは渡辺壮亮で決まり!
嘘とカメレオン
ハイテンポな和メロに女性ボーカル。
和メロを活かしているダンサブルなナンバーが特徴の嘘とカメレオン。いわゆるアレよ、祭り囃子の早いロックみたいな感じって言えばいいかな。
このMVを発表し、約半年。なんと動画の再生回数は140万超。
いいっすね〜ノリに乗ってるよ〜
まぁ曲についてとかは聴いてもらえれば早いんで。イントロで「あ〜〜〜そういうね!そういうやつね!」ってなると思うんで。
MVのバズり方に関して、同世代の女性ボーカルのバンド「ポルカドットスティングレイ」と比較するとこのバンドの異様さが際立ちます。
ボーカル雫のめっちゃいい表情ばっかり映しやがる。エッっっっっっっロ。AV。
スケベドットスティングレイは雫のポルカなところを中心にMVを構成してます。そりゃそうだ、美人だもの。持てる武器は最大限に使ったほうがいい。
YouTubeのサムネだって全部しずしずだもんね。
これは大正解だし、僕もかっこいい&凄いと思います。
そんで一方、嘘とカメレオンの「されど奇術師は賽を振る」のMVですよ。
これだからね?
おいおいおい、まじかよ。クトゥルフ神話の邪神にそういうのいたよね?
で、このビジュアルでバズるっていうのは確かな理由があるんですよ。
渡辺壮亮はギタリストでもあるんだけど「嘘とカメレオン」のアイコンとなっているんです。彼はその巨躯をキャラクターとして最大限に活かしてる。
このMVを見たキッズはたちまち「なにこのデブwwwウケるwww」となってMVを最後まで見るはめになります。
そうこれはポルカドットスティングレイの雫と一緒。
もうこれはしずしず。雫=渡辺壮亮です。エロく見えてきたな…
新曲「N氏について」
で、MV2本目、「N氏について」が先日発表されました。
あ〜〜〜はいはいはいなるほどねなるほど。やはり雫です。もう完全に自分のキャラを武器として使ってます。最高です。
渡辺壮亮の顔面は置いておいて、この曲で一個わかったことがあるんですよ。
この渡辺とかいうギタリスト、ガチなんですよ。
2:10あたりからみんな暴れだすんだけど、渡辺だけ暴れ方が本当に凄い、のは凄いんですけど!
ちゃんとこの人、ライブでもこんくらい暴れる人なんだなって思ったんです。
このギターのお尻あたり。
ガムテープでバミってるでしょ?これ僕もやるんですけど、めちゃめちゃ動く人がストラップ(となんなら本番はシールドも一緒に)を固定するためのやつなんですよ。
つまりこのMVは演技じゃない!この人は本当に暴れる(そして暴れながらもちゃんと弾く)ギタリストだ!!
ライブ見に行けばわかる話なんですけど地方都市住まいの僕には無理だからサ…
んでこの暴れ具合にキャラクター性。ギターフレーズの作り方もなんかある人を思い出しません?
(こんな前髪してたか?)
正解!滝善充です!
そう、もう滝なんですよ。渡辺は。滝=渡辺。
まあまあまあ渡辺は次世代のギターヒーローとして君臨してるのです。
実際YouTubeで調べてみるとすでに弾いてみた動画が多数。
多分、そうそうこの速度でギターも尊敬されるってのは昨今ないでしょう。珍しい。
もうフェスとかばんばん出ちゃって、どんどんギターキッズを増やしていける立ち位置にいると思います。あのデブ推せる。
滝でもあるし、雫でもある渡辺壮亮というギタリストは「嘘とカメレオン」というバンドにおいて最大の魅力なのです。
それだけじゃない
そして最後に言いたいのが「それだけじゃない」ということ。
ポルカドットスティングレイと9mm Parabellum Bulletをさっきから例に出してるので、この2組で考えてみましょう。
ポルカの最大の難点は「雫に重点を置きすぎ」という点だと思います。あっちょっと待ってポルカのファンでもあるから。冷静に考えたとき、の話だから。
あの弾きまくるギターも、だんだん太ってる気がするベースも、結果的に雫のインパクトが凄すぎて霞んでしまうような印象が僕にはあります。
でも嘘カメにはないんですよ。
9mmのように、なんとも言えねえ卓郎とか謎のロンTを着るカズとか終始真顔のかみじょうとか、つまり滝だけじゃない4人とも無くしては9mmなりえない、そんな感じを嘘カメには感じます。
なんだその腕組みしながらリズムを取る女は。否が応でも印象に残るだろ。
そんなわけで最近のバンド及びギタリストとして推せるのは嘘とカメレオンだなって思いました。