MASH-ROOM Magazine

邦楽ロックのWebマガジン的なソレです。

インターネットが産んだ奇才、QQIQ及びTWIMMY

natalie.mu

6/23、QQIQというバンドが解散を発表しました。

いや〜〜〜〜〜〜〜このバンド、僕大好きでして、本当に寂しいです。

もしかしたら彼ら彼女らはあまり過去を掘り出してほしくはないかもしれないけれど、備忘録として、過去の活動を遡らせていただきます。

そして、是非知ってほしいと思います。

解散したあとになるわけだけど、素晴らしいアーティストだったと僕は自信満々に言える人たち。

解散したあとでもなんかしてほしいなあ……

 

 まずはTWIMMY

まず、TWIMMYというバンドの説明をします。

ツイッターにポッと現れた女子中学生3人組。

TWIMY初期ツイートの発掘 - Togetterまとめ

「女子中学生スリーピースバンド」と称して、YouTubeに「People's Life」を公開。

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普通に考えてこれが本当に中学生だったら天才も天才。

歌詞もヤバい。

僕らが本当にほしいものは手に入らない
仕方ないから偽物で我慢してるのに
みんながみんな同じことを強いられるこの街で
本当の自分殺しながら営むPeople’s Life

こんな歌詞を歌う女子中学生強すぎる。

 

そしてギターボーカルの川井がツイッターで大暴れ。

もうアカウントが消えてるから引用できないけど、いわゆる炎上をしまくる。やれこんな音楽はクソだとか。

そのおかげでTWIMMYの名はどんどんツイッター上で広まり、楽曲も同様に広まっていった。

アジカンのゴッチにツイートされたり、七尾旅人に絶賛されたり。

割と有名になっていきました。

ついにはメジャーデビューの話も。

 

しかし、デビューはしませんでした。

なぜなら「中の人」が出てきてしまったから。

正体は「橋爪」という男と元歌い手の「いな」

デビューの話も蹴ってしまった2人。

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路上ライブしたり、リードギターとドラマーを入れて4人組バンドとして活動したり。

「おいおいおいどうするんだ大丈夫か(でも曲は最高〜〜〜〜〜〜〜)」って心配してたら、橋爪が「リーダーを降りる」と宣言。

そこからなし崩しに色々ゴタゴタして結果、TWIMMYは解散しました。

 

そしてQQIQ

初期のTWIMMYのように「橋爪といなの2人組でまたやろう」と始まったのがQQIQ

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QQIQ活動してすぐ発表されたMOTHERは本気。マジ。本当すごくない?これ。

1ファンとして本当に沸き立ちました。

色々あったけれど橋爪のソングライティングはすごいし、いなさんの声は素晴らしい。

それは変わらない。

その後2人で活動を続け、イベントにも出るように。

いつだったかブクガと一緒にやっててくっそ〜〜〜〜〜いきたかった〜〜〜〜〜〜〜ってなった。

 

アルバムも発売してたんだけどその発売方法も斬新で。

USBに曲だけではなく、ラノベや写真集など本当に色んなものを入れて発売したり。

アルバムの値段を発売側が決めないで投げ銭方式で販売したり。

僕的には、こう、「QQIQは色々あったけどきっとここから日本の音楽を変えてくれるな」って思っていました。

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楽曲のバラエティさもレベルアップ。

「バンド」という形式に囚われなくなり、エレクトロポップなどにも挑戦。

機材も良くなったんでしょうね。色んな曲がYouTubeにアップされてファンはワクワクもワクワクでした。(今はほとんど消えてるけど…)

 

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僕が一番好きだったのはこのDaydreamっていう曲。

浮遊感といなさんの声がマッチしてて本当にドリーム。

 

そしてQQIQに関しても歌詞が凄い良い。MOTHERとか多分虐待とかの歌なのかな。結構ダークなんですよね。

歌詞は橋爪が書いてるんだけど、世の中を斜めから見ている歌詞が多くて、それをいなさんが歌うモノだから皮肉なのに素直に届くという不思議なものがありました。

いわゆる相対性理論のような女性ウィスパーボイスなのだけれど、その声で不思議ちゃんなかわいいことを歌うと「相対性理論だね」になってしまうところなんですけど、歌詞のインパクトが強いので、また違った印象で聴けること間違い無しなんです。

 

解散

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というわけで、そんなQQIQが解散

解散に伴って発表されたラストアルバム。これ、ほぼTWIMMY時代の曲なんです。

集大成という意味なのか、名残りや後悔なのか。

僕に判断することはできませんが、たしかに言えるのは僕はこの音楽を消したくないということです。

ずっと残ってほしい。

 

橋爪さんは曲と詞を書いてほしいし、いなさんはその素敵な声をまた聞かせてほしい。

僕はそう願ってます。