MASH-ROOM Magazine

邦楽ロックのWebマガジン的なソレです。

岡崎体育が何を言いたいのか考える

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うんぱっぱのぷんぷんってなんだよ

おなかぽんぽんぽんのやっほーって歌いやすすぎるだろ

 

MUSIC VIDEOに続き大バズりな岡崎体育

今回はこの『感情のピクセル』を真面目に考えてみます。

その行為に何の意味はありません。

 

結論から言うと、多分これは「っぽい」を集合させてキャッチーさとコミカルさをギュッと詰めたそれだけの曲です。そしてそれがまたいいっていう曲です。

「っぽいわーwwwっていうか歌詞なんだよwww草w」みたいなそういうノリさえ生み出せれば体育くんの勝ちです。だから深く考えてもなんも意味はないです。

 

 

ぶっちゃけパクリ

 まずこのMVを見てほしい。

 

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MVが発表されてからすぐ見た意見。

SWANKY DANKのモロパクリやないか、と。

出だしのギターなんてキー違うだけでめっちゃ似てるし、MVのロケーションや構成も一緒。無線で会話したがり。

違うのはボーカルが肉まんに似てるかどうかくらいです。

 

なんならSWANKY DANK本人が

 なんかイラッとしてる。多分これは体育くんのMVを見てイラッとしたんやろな。

あっそこ別に許可とかとったわけじゃないんや。本当にパッとパクったんや。

体育くんは菓子折りを持って挨拶に行くべきでは?

 

でもこのSWANKY DANKの『Sink Like a Stone』もだいぶ卑怯だったりする。

ラウドっていうかポップパンクとかそこら辺のシーンの「こここうやっておけばっぽいよな」ってところを詰め込んだらこんな曲になりそうだって思う。

ブレイクダウンの入れ方とかソロの感じとか、サビのメロディーとかは「ラウドあるある」が詰まってる。

パクリ元も「っぽい」ことを詰め合わせたものなら、同じ「っぽい」ものを詰め合わせた体育くんも似てしまうのは致し方がない、かもしれない。

MVの演出はゼッテーパクリやけどな。

 

岡崎体育でしかなし得ない所業

でもこれ僕関心できることがあるんですよ。

いいですか、体育くんはめちゃめちゃ音楽ジャンキーです。

www.youtube.com古今東西、洋楽も邦楽もめちゃめちゃ聞いてる人が岡崎体育

このスペツナズはめっちゃ天才だなって思います。

元ネタがあるとかではないけど、オルタナやダウナー系のエレクトロの良さを集めてるし

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これはギターポップやインディーロックの良さを詰めてる曲。

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しまいにはJ-HIPHOPの「っぽさ」も集めた曲もあるんですよ。

 

この上記3曲は既存の色んなジャンルのバンドの「っぽさ」を聴き込んで研究して自分でできるように楽曲として発表しています。

『感情のピクセル』もその一環なんじゃないかな?

ラウド系ポップパンク系の「あるある」を集めたのが『感情のピクセル

 

これはめちゃめちゃ音楽ヲタクじゃないとできないですよ。バンドざまあみろなんて歌うけどバンド大好きですよこの人。

そんじょそこらのバンドよりすごい音楽聴きこんでる。それを証明できる一曲なんじゃないかと思います。

 

歌詞について

さて話は戻って『感情のピクセル

歌詞を書き出してみましょう。

重ねた手のひら

風の色はもう見えなくなる

怯えて震える

身体を焼き尽くしていく

もう何もかも信じたくはない

I don't believe it anymore cause I feel sad.

記憶を辿ったって何も変わらないよ

 

うん……なんていうか…なんもわからん…

狂いきったイメージと

絶望の隙間に消え落ちていく

零れ落ちた闇雲のアンサー

まだ見つからないまま

風の色はもう見えないけど

前までは見えてた

怖っ

 

怖っ

もしかしてここが肝なのでは?

「怯えて震える」「身体を焼き尽くしていく」「絶望の隙間に消え落ちていく」「風の色が前までは見えてた」これを総括して出た答えが「怖っ」

そっからのサビ。サビは全然怖くない。ピースフル。ワニさんも仲間に入れてあげて。

「なんか”っぽい”歌詞を並べたら怖いやんこれ。もっと平和なこと歌おう?おなかぽんぽんぽんのやっほー」

このよくわかんないAメロの歌詞。全てはサビの平和さを際立たせるための布石なんじゃなかろうか。

サビを際立たせるためのAメロ。めちゃくちゃ役に立ってますよそういう考察するなら。

 

ただこれも考えすぎで、単純に「風の色とか見えるとか怖っ」って意味かもしれんけど。

だから考えるのは無意味なんですって。

 

『感情のピクセル』って何?

俺が一番わからんのがここ。タイトル。

ピクセルって、まあつまり画素。細かいドットの点みたいな、そんなやつ。

感情のピクセル。感情をめっちゃ拡大したら細かいなんか見えたみたいな。

うんよくわからんな。

 

さてはもしかしてこれも「っぽい」を集めたものなのでは?

 

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ラウドシーン、っていうかTakaとHiroのこの兄弟にありがちなのが「漢字+横文字」のタイトル

その「っぽさ」を狙ったのではないか?

 

だったら「感情PIXEL」にするんじゃ…いや『PIXEL』って伝わりづらいからカタカナにした…?

 

なぜピクセルにしたかというのは、「怖っ」とか「何て?」の部分にある細かな感情に焦点を当てるという意はありそうですね。

英語?っぽいことで無線越しに言われて「かっけー!!!」っていうよりも「何て?」ってなる感情は小さいけどあるだろうし。

あっ多分こっちが正解かも。いやわからんな。本当考えても無駄な気がする…

 

これからの岡崎体育

『MUSIC VIDEO』だけではなく『感情のピクセル』や『Explain』などの他の楽曲は様々なアプローチから「音楽業界あるある」を詰め込む傾向があります。

もしかしたら次回のXXLというこのアルバム、前作以上に「あるある」の詰まったアルバムになりそうです。

盆地テクノというジャンルでやっている以上テクノで来るんだろうけど、ピクセルのように音楽ジャンルごと「あるある」を詰めてくるなら、前作以上にバラエティの富んだアルバムになるでしょう。

しかもそれは、音楽に深くない人は「コミカルな面白いモノ」として楽しく聞けるし、音楽に深い人は「音楽のあるあるを詰め込んだ斬新なもの」として楽しく聞けるのではないかと。

 

うーん、期待しますね。XXL。