読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

MASH-ROOM Magazine

邦楽ロックのWebマガジン的なソレです。

僕がヤバイTシャツ屋さんを聴く理由

f:id:earphone_fuzzy_club:20161225051401p:plain

 

「え、こういうの聴くんだ。意外〜」

これは僕が2016年よく言われてた一言。

バイTシャツ屋さん(略称ヤバT)を勧めると高確率で言われる。

ヤバTは人に勧めるのにちょうどいい知名度、楽曲性だから「オススメある?」って言われると結構勧める。そして言われる。
はっきり言うとヤバTは結構好き。バイト行く前とかに聴く。

 

元来、「特に好きなバンドは?」って聞かれると即、Syrup16gって答える、いわゆる鬱ロック好きな根暗野郎。Somebody kill me.狂ってる?それ、誉め言葉ね。

まあ、だから意外なのもわかる。

 

だから改めて俺がヤバTの何に惹かれているのか分析しようと思います。

あくまで俺個人が惹かれてる理由だけど、通じてくれたらいいな。

 

 

まずは

まずは「ヤバイTシャツ屋さんって何?」ってところから。

服屋でもなんでもないです。バンド名です。「ヤバイTシャツ屋さん」がバンド名。ヤバイの”イ”は”い”ではないらしい。こだわりらしいよ。知らんがな。

 

www.youtube.com

この若人男女3人組がやってる浮かれたバンドがヤバT。

この曲だけだとわかりにくいけど、ジャンルとしてはメロコアというジャンル(自称)。ツタツタっていう速えドラムに皆でうぉーって拳上げて歌うやつ。ハイスタっていうバンドが築いたやつ。メロコアの説明は割愛させてくれ。メロコア警察結構怖いから。

この場合、ハイスタよりも10-FEET。こやまテンフィ好きすぎ問題。テンフィ主催のフェス京都大作戦も毎年3人でずっと行ってたらしい。出れてよかったね。

 

メロコアというジャンル、僕もポップパンクが好きだったこともありたまに聴くし見るんだけど初心者が足を運びにくいジャンルではある。もちろん(?)鬱ロックよりかはポップなんだけどさ。

04 Limited SazabyzとかWANIMAとか、結構最近はメロコアが受け入れやすい流れにある。エルレくらいのモンスターバンドがいたらもうメロコアヤバいと思う。日本メロコアに飲まれる。BPM落としてこ。嫌いじゃないけどさ。

 

あとそれにコミックバンド成分が追加されている。コミックバンドは字面でわかるでしょ?歌詞で面白おかしいことするバンドっていう感じです。

 

そんな流れでヤバTもぐいぐい知名度を伸ばした2016年。怖いくらい右肩上がりなんですよこの人たち。

何が怖いってインディーズの事務所を挟まずにメジャーデビューしたこと。今や事務所がユニバーサルスタジオだぞ。

2015年くらいまでは大学のサークル出身のバンドだったのが今はユニバーサルって。怖いわ。もりもり(Dr)は就活しなくてもいいんじゃないですかなんで就活してるんですか。

 

この”サークル出身”ってところが僕の「ヤバTが好きな理由」だったのだ。

 

友達になれそう

ここ重要。テストに出ます。

はっきり言ってメロコア具合としてもコミック具合としても振り切れてない。全然褒めてる言葉じゃないけどヤバTに関しては断然褒めてるよ。マジで。

 

コミックバンドを例にしてみよう。

www.youtube.com

例えばグループ魂。全力でちょけてる。絶対おもろい。こんなギンギラギンで角生えた衣装着てるおっさんが楽しくないわけない。

楽しくないわけないんだけど、近くにいたら結構怖くない?

少なくとも同じ室内でご飯とかは食べたくない。特に金のおっさんとは無理。一生ステージにいてくれ。

 

あとはキュウソネコカミ

www.youtube.comああ、ダメだ、ファントムヴァイブレーションじゃ伝わらん。

最近じゃ新曲の「わかってんだよ」とか

www.youtube.com

あとはライブ映像とか見てもらうと少しは感じてもらえるだろうけど、彼らはめちゃめちゃロックンロールなのだ。

芯があって、主張があって、それをギターで鳴らして、世の中に中指立ててる。むちゃかっこいい。

でもそこで俺の中では好感度を落としている。あくまで俺の話だから殴らないで。やめて。

コミックバンドとして「おもしれーw」って近づくとロックロールさに鼻っぷしを殴られるんですよ鼻ツーンってなる。ヤマサキセイヤの歌う言葉が少し面白くて恐ろしいほど直球なだけで、マジで世の中にキレてるのだ。

そこでちょっと引いてしまう。こっちはキレてる音楽を聴く準備ができていないからね。おもしろおかしいバンドだと思ってたらビックリしちゃう。

 

対してヤバT

www.youtube.com

サムネがおもろい。デスボイス中途半端で笑う。

彼らには「ウケを狙おうとしてどぎつい」成分や「自分の主張をコミックさを含めながらぶん殴る」成分もちょうどいい。マジここ。

ギターもうまくないし、曲も革新的でもない。歌も特段うまいわけじゃない。

 

でももし、ギターがめっちゃうまくて曲が色々新しいことしてたりしてたら「じゃあマジのメロコアやりゃあいいんじゃないかな…?」って思うし、歌詞も面白すぎる感じだったら「ルックスが普通すぎるしありぼぼ(Ba)がかわいすぎるからダメ」って思ってた。

 

その中途半端さが妙な親近感を沸かせる。

僕にとって彼らはなんとなく友達の範疇なのだ。セブンイレブンで偶然会ってもなんら不自然じゃない。

その親近感がかもしだす大学にいる面白い曲やるバンドくらいのちょうどよさが俺の腑にストーンと落ちてる。

 

本当に凄いところ

 

「面白い曲やる友人」…これを全国の皆に思わせてるのが彼らの本当に凄いところなのだ。

身内にこんなバンドいたら応援しない?「あいつらマジおもろいからみんな見てw」って感じじゃない?

めちゃくちゃキマってるロックバンドなら、いい意味でも悪い意味でもスターになる。

「◯◯神!」ってなるとやっぱり心の中では距離が離れる。俺は人間だからね。ノベンバはコンビニで立ち読みしないよ。

 

もしガッチガチにスターとして降臨してるヤバTだったら聴かない。
「こいつら音楽なめとるやんけ」って思う。何様やって感じだけど。

でも友達がこんなバンドやってたら「おもろいやつら」って思うし、iPodに入れて聴く。

そして俺はヤバTを友達みたいなもんだと錯覚している。そんな節がある。でもありぼぼだけは許さん。俺の推しアイドルと飯食ってるから。

 

 

メジャーデビューしてるくせにアルバム買ってる奴ら全員の「身内」に入っている。そんなところが彼らのめちゃめちゃ強いところなんだと思う。

この際だから皆もその意味わからん親近感を感じてみてほしい。